さて、今回ご紹介するゲームは?
ラッシング・ビート
1992年・JARECO
STORY
リック・ノートン。ネオ・シスコ州警察刑事課所属
?「そこを動くな。 リック・ノートンだな?」
ノートン「そうだが、いったい何のようだ?」
?「お前の妹は我々が預かった」
ノートン「何だと! 貴様いったい何のために」
?「我々が欲しいのは妹がお前に預けたビデオテープだ」
?「そのテープを持って、明日の朝、シティ、スタジアムまで、きな」
?「あのテープがあるとやっかいなんだよ」
ノートン「マリア…」
マリア「お兄ちゃん、大スクープよ。 ジーカスの取引現場をとらえたの」
マリア「これで私も一流のルポライターとして認められるわ…」
ノートン「マリア…。待っていろ、きっとお前を助け出してやるぞ」
この数年、このネオ・シスコではジーカスと呼ばれる新型覚醒剤が蔓延していた。
その密売組織の実体はジョウカルという名前以外謎に包まれ、街は荒廃の一途をたどっていた。
………ダグラス・ビルド、ネオ・シスコ州警察巡査部長。
ビルド「ノートン、私も一緒に戦わせてくれ」
ビルド「私は、君たちが小さな頃から父親代わりのつもりで見守ってきた。やはり、君たちを放ってはおけんよ」
ノートン「ビルドさん…」
さて、そんな渋いストーリーで始まるこのゲーム、
アメリカでは基本的にファーストネームで呼び合うと言う事を忘れててとても気持ちいいです。
基本的なゲームシステムはファイナルファイト方式でわかりやすいです。
Y=攻撃、B=ジャンプ、A=スペシャルアタックと、ボタンも覚えやすいです。
そしてこのゲームで一番使える技が、ジャンプ中の攻撃。
出始めから最後まで攻撃判定がある上、ほぼ無敵状態です。
お前その足の角度おかしくない?
手の角度、足の上がり具合とまったく着地の事を考えておりません。
まぁいいや、ノートン先生だし。
ノートンといえば、とあるウイルス系ソフトを思い出すのは僕だけだろうか?
まぁいいや、とりあえず暴れろ! ノートン先生!
悪の手から妹を救い出せ!
だけどノートン先生気をつけろ!
このゲームは敵の攻撃力が高いぞ、具体的に言うと……
キック二発でここまでの減りだ!
しかもコンティニュー回数も制限されているのでうかつにダメージなんて食らいたくない!
ステージ1・あかつきのストリート
基本的に第一面なんで特に難しいところはない。
まぁ、さっきもあげた『SLICK』のキック攻撃には注意しないと死ぬ。
ぼこぼこ減る、あっさりと死ぬ。 基本はジャンプ攻撃だ。
体力が減ったらそこら辺に落ちている箱でもこわして、体力回復アイテムを探せ!
ノートン先生は気合いが入ってるから箱にだってバックドロップしちゃうぞ!
ちなみに、箱に対して一本背負いも可能、どこを掴んでるのか…。
まぁ、そんな細かいつっこみはノートン先生には不要だ!
ほら気をつけろ、一面のボスがでてきたぞ!
……何やってるんですか?
どうやらボスは指懸垂をやってる模様。
体でも鍛えてるんでしょうか……?
ボーゼンとその様子を見ていたら、そのボスがサーベル持って強襲。
頭にターバン巻いて、手にはサーベル。 往年のプロレスラーを思い出します。
って、名前もまんまかよ!
ちなみにこのボスからサーベルを奪う事も可能です。
まぁ、ファイナルファイトのソドムみたいに奪いに来るから気をつけろ。
サーベル持ったまんま倒す事も可能なので、それもまた一興かもしれない。
そして、何とかその『シン』を倒すと……
サーベルを持ったままご満悦のノートン先生。
マリアの事を忘れてそうな雰囲気です
ステージ2・スタジアムの死とう
少し読みづらいステージ名かもしれないが、これがデフォだ、勘弁してくれ。
とりあえずそんな事はおいておいて、今回のステージで初登場のこのザコ
こいつには気をつけろ!
何を気をつけるかって……
州知事に立候補しそうな名前だな
ちなみにこのアーノルドの投げ攻撃には気をつけて!
体力の三分の二は持っていきそうな勢いだから。
さて、このステージを進んでいくといつの間にかスタジアム地下へと移動していきます。
そこでこの面のボスと戦う事になるんですが………
また馬鹿がいるよ!
なんだこの馬鹿は!? 手にラジカセを持ってるぞ?
しかもこのボス、途中で車を呼んで雑魚を呼ぶんですが
たまに自分がその車に轢かれます。
馬鹿ですか?
ま、いいや、そんな馬鹿でも強かったからボスの顔としては立っているだろう。
ステージ3・ゆうやみのまてんろう
何ですか、この変態は?
ここのステージのボスなんですが、これ見た瞬間ステージ道中の事は忘れました。
仮面かぶって腕組みまでしてます。
存在感があるんだか、それともただの変態なのかまったく分かりません。
で、このボスの名前は『T.OMARI』
日本人とも見えるその名前にちょっとドキドキですよ。
で、このOMARIさん。 某熱血高校関連のどっかの高校生のようなチョップをかけてきます。
そのチョップがやっかいで、避けるにもなかなかよけれないんですよ。
しかも、周りにザコがいるんでどうにもならない、当たるだけ〜〜〜
とりあえず、その攻撃をしのぎつつOMARIにダメージを与えていくと!
F.バルセロナアタックだ!
いきなり、バルログと変化したOMARIさん。
いつもは必殺のはずのジャンプキックもこいつには通用しない。
上下に逃げて地道に攻撃してやってください。
ステージ4・あんこくのなんべいたいりく
いきなり舞台は南米に移ります。
まぁ、なんて言うかこの面では特にあげるような事もなく進んだよ。
いつもは変人が揃ってるボスですら、この普通さ加減だ。
名前も『CAPTAIN』と至って普通だ。 つまらない。
ステージ5・せんりつのみなと
さて、今回のステージ構成は、港→船→港となっています。
何のために船に入ったかよく分からないけど、ノートン先生のやる事だから構いません。
途中、アーノルドが船酔いしてたような気もしますが、
このあと何事もなかったかのように攻撃してくるので、たぶん油断させていただけでしょう。
まぁ、いいや、この際ザコなんて特に関係ない。
問題はボスがどれくらい変人なのかだ!
どうしよう……?
マスクかぶった方が得意げにこっちを見ながら下がってく…
何なんだ、この自信満々さ加減は?
通常マスクは、顔を隠すためか相手に威圧感を与えるためにかぶると聞く。
しかし、今までのボスを鑑みるにこのボスは顔を隠すためとしか思えない。
自分はあの変態どもとは違うのだ! といっているようにしか見えない。
まぁ、そのマスクがどうしようもなく馬鹿加減をあげているようにしか思えないのだが。
しかもこいつよほど自分に自信があるのかザコを引き連れてこない。
ファイナルファイトのダムドも見習って欲しいものがある。
が、そのおかげで弱いのだが、言わない事にしておいてあげよう。
その根性だけでもかってやろうじゃないか。
ステージ6・決せん!ジョウカルけんきゅうじょ
潔く『決』の文字もひらがなにして欲しいものだ。
ともかくここが最終ステージ、気を引き締めていこう。
こういう、アクションゲームには通常一面のボスからのオンパレードがある。
このゲームにも例外ではなく依然でてきたボスがでてくる事はでるのだが…
何もそう言う事を繰り返さなくても良いじゃないか?
しかも微妙に色が変わってる、2Pカラーというやつだろうか?
こんなところに無駄にこるなら、もう少し別のところにこって欲しいのだが、
まぁ、このゲームの敵から変人が消えたら寂しいので気にしない事にする。
そして、何体かのボスを倒しながら最後まで進んでいくと……
やたら男前な男がいる。
男は黙って背中で語れ! とでも言いそうなこの男。
そう、ラスボス様である。
今まで変人が集っていたゲーム、ラスボスだけは真面目だ!
しかも、攻撃力、体力とラスボスを冠するに相応しいものがある。

!?

!?!?
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ああ、なんだ。
こいつも変態集団の一人って事なんだ。
遠慮無くぼこそうとしても、こいつに連続攻撃していると
怒ゲージでもマックスになったのか、体が赤くなって手に負えなくなります。
この空手野郎が赤くなったら素直に逃げ回りましょう。
で、こいつを倒すと衝撃のエンディング
ネタバレのために別ページに用意しました。
しかし、最終面で何か忘れてるような気がするなぁ
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あっ!!
ボスラッシュなはずなのに
こいつらと戦い直してねぇ!!
エンディング
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